スティル|News & Blog

静電気

2011年 01月 20日 | お仕事

年明けから雨がふらずとても空気が乾燥した日が続き髪のトラブルの1つである静電気が発生しやすい状況になってきました。
髪の静電気もほとんどは髪ではなく別の場所で起電されているようです。冬場の洋服は起電しやすい生地がおおいようです。
電気は狭いところや細くて長いところに逃げていく性質があるようで指先や髪の毛に帯電しやすいようです。
髪の静電気はプラスに帯電していますので、髪の毛どうしが+と+で反発して広がります。
皮膚は-なので +に帯電した髪の毛は顔などにまとわりつきます。
原因は空気の乾燥もそうですが、髪の水分やタンパクなどの栄養分の少なさも影響してきます。
ドライヤーを使う前に洗い流さないトリートメントなどで栄養補給をしてあげる事で緩和します。
ブラッシングする時もすこし湿り気をもたせてから行ったり、くしやブラシも石油を使用したプラスチックやナイロン製
のものではなく、つげ櫛などの木製のタイプや豚毛、猪毛などの天然100%のタイプの物が静電気を起こしにくいようです。
理論的には+の帯電なのでマイナスイオンドライヤーの使用で電気的には中和される事になりますが、これに関しては
効果の感じ方に個人差がかなりあるようです。
保湿とブラシを通す時に気をつける事で結構防ぐ事ができるようです。
健康な髪の表面には天然の油性の被膜があります。この被膜は電気が逃げていく効果もあるようです。
ダメージを受けて乾燥した髪の方は表面にトリートメントなどで被膜をつくってあげる事も重要です。
STILLでも来月位から、新しいトリートメントを2種増やす予定です。
気持ちの良い手触り感重視と内部の補修力強化の2タイプをテスト中です。
又お伝えします。